ドイツのハムに出会う

新婚旅行で行ったドイツのハムにはまった。
私は肉が好きではない方なので、行く前は食事がちょっと心配だったのだが、なんのなんの、ソーセージとハムが美味しいではないか。
もちろんシュニッチェルという日本でいう豚カツのようなものは食べたいと思えなかったが、毎朝食の度に出てくるスライスされたハムやサラミはもう美味しくて死ぬほど食べた。ああ、私、偏食の割には何処でも生きていける体質ね。

さて、高級食材を扱っていれば、日本であってもドイツのハムなどだいたいどこでも手に入るのだろうが、日本で買うとマージンがたくさん乗せられていて何だかもったいないような気がしていた。
しかし、今日吉祥寺の三越で「ケーファー」のハムが切り身で手ごろな値段であるではないか。ちゃんと探してみるものである。
私達が一番長く滞在していたミュンヘンにある会社だというが、会社名など気にして朝からご飯を食べていないのでよくわからない。しかも、だいたいはすでにスライスしてバッフェに並べられているのだから、ホテルの人に聞かないとわからないから当然か。
でも、「ミュンヘン」と言われれば、何となく「うん、うん、この前まで滞在してたのよー」なんて、ちょっと親しい気持ちになる。

早速100gのスライスパックを購入し家で食べた。あのたらふく食べた朝ごはんを思い出した。ああ、美味しい。
時々ならちょっとくらいの贅沢もいいではないか。よーし、また買いに行こう！

ちなみに「ケーファー」を探してみたらhttp://www.feinkost-kaefer.de/にようやくめぐりあったが、どうもワインを販売していたのがもともとのようで、本当にこの会社であっているのかはちょっと定かではない。日本では、三越のサイト以外、あまり見つけることが出来なかった。
一応、ドイツで高級食材を扱うお店としてラインナップされているようだ。ご参考までに。