私の実家は少し風邪をひいただけでも、すぐに病院に行く。周りの人が全然病院に行かないことを大人になってから気づき、え~、なんで行かないの?と心から不思議に思ったものだ。
父の勤めていた会社に「診療所」なる病院(注)今はもうない)があったため、父の社員番号さえ言えば財布もなくてもOK。ぱーっと手ぶらで行って帰ってこれる。家族そろってわりかし病弱な我が家には最高の存在だった。院長先生をはじめ、婦長さんやベテラン看護婦さんまで、み~んな顔見知り。私など、中学生になりセーラー服で病院に行ったら、みんなに「よくここまで大きくなったね~」と感動されたものだ。
一方、オットの実家はみ~んな健康体質。オットの母は、子供達が皆勤賞をもらえるようとっても心を配っていたそうだ。そんな教育を受けたオットは、風邪など気合で治すんだ、くらいの勢いの人。私の病弱さに最初は信じられなかったらしい。
しかし、家族のみならず、友人、同僚みんなに言いたい。年齢を重ねるごとに人は弱くなっていくのは避けられない。自分の体力は以前とは違うということを認識すべきだと思う。もちろんうちの実家の例はかなり極端だけれど、少しでもいつもと違うな、おかしいな、と思ったら絶対すぐに病院に行くべきです。自己流で薬を飲んだりしてもダメ。
今やうちのオットも私と一緒に鍼にかよい、定期的に身体のメンテを心がけています。どうぞ、みなさんもこの寒い今年の冬を、自分の身体をいたわって健康に過ごしてください。
追伸:適度な運動も心がけてね。
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