春分の日である3連休、我が家にワンコがやってきた。
オットの両親が長野から愛犬(犬というより子供扱い)とともに遊びにきてくれたのだ。ワンコの名前は「なな」。
ななを預けてくるのは可愛そうだという理由から、車で彼女も遠路はるばるやってきてくれたのだ。オットはまるで犬のようにはしゃいでいる。当のワンコの方が、落ち着きはらってすでに我が家でくつろいでいると言うのに。
しかし3連休は地獄のような渋滞であることに、今更ながら気づいたため、折角なのでワンコと一緒に休日を過ごす方法を考えてみた。
三鷹のまわりを少し散歩したかったので三鷹駅から玉川上水沿いに「風の散歩道」と呼ばれている道を吉祥寺・井の頭公園まで歩いてみることにした。
昨日とはうってかわって冬空で寒かったがうっすらと梅が咲いており、河川敷はそれなりに綺麗である。ちょっと小洒落たカフェなどもあり、横目で見ながらゆっくりと歩いてゆく。しかし、ななちゃん本人(犬)は歩くことがあまり好きでなはないため写真の通り、お義父さんとお義母さんに交互にだっこされながらの散歩だ。本人(犬)はかなりご満悦。きょろきょろと首を動かしては、景色を楽しんでいるようだ。
井の頭公園につき「三鷹の森・ジブリ美術館」の前に行ってみる。実は三鷹市民であるにもかかわらず、まだ一度も入ってみたことがなかったのだ。折角なので入ってみようかと思ったら、チケットは予約制で3連休は完全に売り切れとのこと。ちなみにこちらは盲導犬以外の動物は一緒に入れないそうです。
それから、井の頭公園の池の周りを歩く(相変わらず、ななは抱っこされたまま)。インターネットで調べておいた公園内にあるワンコと一緒に入れる「多国籍料理・ペパカフェフォレスト」に12時オープンと同時に入ってみる。あっという間に満席だ。タイフードがメインで私は辛いのが苦手なのにもかかわらず坦々麺を頼んでしまい、むせて大変な思いを味わったのだが・・・。ワンコにもお水を出してくれたりと、愛犬家には嬉しいサービスだ。
その後、公園から吉祥寺駅へ抜ける道(いせや(焼き鳥屋)がある通り)のスタバの横にあるワンコグッズのお店でお茶も出来る「SYUNA&BANI」に入ってみる。ワンコと入れるのなら何処でもいいから入ってみたかったのだ。あいにく、ななが気に入りそうなおもちゃはなかったので、小さなクッキーを購入してまたお散歩に戻る(と言っても、まだリュックの中)。その後、少し人間のお買い物をしてバスにのって帰路についた。
ちなみに、京王バスに電話をして犬を連れてバスに乗ってもいいかと尋ねたら、基本的にゲージなどに入れて頂きたいとのことでしたが、リュックに入っていると言ったら問題ないとのことでした。優しく対応して下さった職員の方は反対に「リュックなんかに入っていて大丈夫ですか?」と聞いてくれ、「顔は出てますので」と言ったら「それなら良かったです」と答えてくれた。きっと彼も愛犬家に違いない。
吉祥寺には犬を連れている人が多いせいか、通りがかりの人たちにもかかえたリュックから顔を出しているななを見て、頭をなでてくれたり、「あら、可愛いわねー」と声をかけられたり、子供にも「あ、わんわんがリュックの中にいる!」と驚かれたりと、かなりの反響(?)を受けたのも楽しかった。お義父さん、お義母さん、そしてななちゃん、また来てね!彼らの短い東京バケーションがこうして終わった。
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