つわりで点滴

つわりのピークはそろそろ過ぎたころかと思われるのに、まだ胸はむかむか、乗り物酔いしたような感じが続き、一度吐くとそれから何度も吐き気が襲ってくる。
最高にひどかったのは、日曜日の夜のこと。ああ、これで明日の出勤は無理かも（涙）、と思いつつ、吐き気と戦いながらお手洗いに座り込む。挙句のはてには、胃の中がからっぽでさっきまでかろうじて水分しか出てこなかったはずなのに、突然、赤いものが・・・。これは血？？
ま、まさかね。

重度妊娠悪阻（じゅうどにんしんおそ）という症状があるのは知っていたけど、私、まだ歩けるわ、一応、多少なら飲み物も飲めるから、そんなはずはない・・・と自分に言い聞かせてみるものの・・・大丈夫？私？？

翌日の月曜日、やはり身体中の力が全くはいらず、電車に乗って通勤するなんて考えただけでふらふらしてきた。申し訳ないと思いつつ、お休みすることに。
その後、この日はベッドから自力では起き上がれないし、何とか昼頃2階のリビングへとよろよろと上り、少しパンなどを口にしたものの、あとは水分だけでオットが帰ってくる21時すぎまでひたすら寝ていた。
もう身体がどうかなってしまいそうだ。別に病気じゃないので、寝すぎで腰は痛いし、最後は眠ることすらできないじゃないか、まったく・・・。

オットが折角買ってきてくれたお弁当も少ししか食べれない。そして、吐き気は治まった？？いやいや、そんなことはありません。またもや襲う、吐き気とめまい。

ああ、わかりましたよ、明日病院行きますよ。。。
オットに午前遅刻してもらうことにし、病院へ。看護婦さんに事前に症状を聞かれたので説明すると、すぐさま「点滴ベッド」へ直行となる。あれ？先生に診てもらわなくていいの？
恐らく、最初にとった尿と私の訴えた症状で、「あ、これは点滴行きね～」ってなもんなのでしょう。あまり重症でなかったということで、まずは一安心。
この点滴うったら、気持ち悪いのも取れるのかしら？と少しの期待で受けること1時間。身体は少し楽になったものの、むかむか感も少しは取れたものの、「完全回復よ～！」という程ではなかった、、、、が、さすがに1日半も休んでいたので、病院から会社へよろよろと向かった。

会社では、ちょっと自慢げに、「血を吐いた（大げさ）」ことと、「点滴受けた」ことを、ご近所のみなさんに報告。同情を受ける。
少し雑談していると、少しずつ血糖値が上がってきたのか、大丈夫になってきた。みんな、さんきゅう！